【2023年秋アニメ】『薬屋のひとりごと』ってどんな話?  

今回はアニメ放送が始まった『薬屋のひとりごと』を深掘りしていきたいと思います!

 

薬屋のひとりごと』はライトノベルを原作としたシリーズ累計2400万部突破の人気作品となります。

後宮を舞台に主人公猫猫がさまざまな事件解決の手伝いをさせられるミステリー作品。

 

引用:公式サイト

 

①あらすじ

薬師として花街で働いていた主人公猫猫はある日人攫いに捕まり、後宮で下女として働くこととなる。大人しく働いて2年で後宮からでる計画だが、「好奇心・知識欲・ほんの少しの正義感」が抑えられず薬学の知識を用いてある事件を解決してしまう。

 

もう一人の主人公で美形の宦官壬氏(ジンシ)から面倒なことを押し付けられながらも薬と毒の知識で事件を解決していくミステリー作品。

 

②作品の来歴

薬屋のひとりごと』は漫画作品が二つの出版社から刊行されていることでも有名ですね。

アニメ放送前にはシリーズ累計2400万部を達成しているベストセラーとなっており、アニメ化発表前の発行部数はなんと2100万部!通常、アニメ化から発行部数が伸びることを考えると異次元の売上ですね。

 

そんな薬屋のひとりごとの来歴を見てみましょう。

 

2011年 「小説家になろう」にて連載開始。

2012年 主婦の友社のRay Booksより単行本として書籍化。

2014年 ヒーロー文庫より文庫版としてシリーズ刊行し、現在も続いている。

2017年 月刊ビッグガンガン月刊サンデーGXの二つの月刊誌からコミカライズが

    スタートする。

2023年 アニメ放送スタート!

 

現在のライトノベルシリーズ累計発行部数は第5位!

上位作品がアニメ化済みの作品と考えると一層異次元さが際立ちますね。

 

ラノベシリーズ累計発行部数ランキング

 

1位 転生したらスライムだった件 4000万部

2位 とある魔術の禁書目録    3100万部

3位 ソードアートオンライン   3000万部

4位 魔法科高校の劣等生     2500万部

5位 薬屋のひとりごと      2400万部

6位 涼宮ハルヒシリーズ     2000万部

 

そうそうたる作品たち!

 

③なぜコミカライズが二種類あるの?

なぜコミカライズが二つの出版社からされているか筆者も調査しましたが謎のようです。

作者の日向夏先生自身も過去にこのようなツイートを残しています。

 

そういえば、なぜふた作品あるのですか?今となっては両方楽しんでますが、どっちを読むべきか検索しまくった記憶があります…
私にもわからないから困惑していたのです。

 引用:X

 
なぜ二種類のコミカライズが存在するのか。謎が深まります。
 
ここからはそれぞれのコミカライズの違いを見ていきましょう!
 
ストーリー
原作をそのままコミカライズ化しているので、ストーリーについてはほぼ変わらないと感じました。
月刊ビッグガンガン版の方が進捗スピードが遅く丁寧に書かれている印象。
月刊サンデーGX版はテンポ良く話が進みスムーズに読み進めていける印象でした。
 
構成              
月刊ビッグガンガン版は見開きが多く、画力も高いので見栄えする印象。キャラの動きを丁寧に描かれているイメージです。
月刊サンデーGX版は推理のわかりやすさを感じました。
 
月刊ビッグガンガン版は可愛らしい絵となっている印象。
月刊サンデーGX版は少し大人びた画風となっている印象。
 
実際にどちらの作品も読んでみましたがどちらも面白い!同じ作品を違う視点から楽しめ二度おいしいですね!
どちらが好みかというと個人的には月刊ガンガン版でした。
 
⑤アニメ1話から3話までの感想(ネタバレ注意)
アニメ視聴しました!いやー良かったですね!
キャラや背景すべての作画が良く終始楽しめました。
 
特に第3話の芙蓉妃の話が良かった!
皇帝のお手つきにならないよう、他人のものになる姫を惜しまないよう、夢遊病のふりや得意の舞踏をわざと失敗する。
自分の評価や位を落としてまでも一途に幼馴染の武官を思う気持ちがなんとも言えませんでした。
 
そして悠木碧さんの演技が最高でした!
 
アニメも始まったばかりです!
今後とも『薬屋のひとりごと』を楽しんでいきたいと思います!